【2013年11月23日公開】『ジ、エクストリーム、スキヤキ』

井浦新×窪塚洋介、『ピンポン』の名コンビが復活!
ムーンライダーズの名曲と共に、エクストリームな旅に出かけよう。

劇団・五反田団を主宰し、演劇「生きてるものはいないのか」で岸田國士戯曲賞、小説「夏の水の半魚人」で三島由紀夫賞、ドラマ「お買い物」(NHK)ではギャラクシー賞優秀賞を受賞するなど、ジャンルを飛び越えボーダレスに活躍する最注目のクリエイター前田司郎が、自身の同名小説で映画監督に初挑戦。これまで『生きてるものはいないのか』(12年/石井岳龍監督、原作・脚本:前田司郎)や『横道世之介』(13年/沖田修一監督、脚本:沖田修一・前田司郎)など、原作や脚本という形で映画と関わってきたが、満を持して映画監督デビューを飾る。

前田の真骨頂といえば、やはり台詞。一見脱力系に見せながら、人間同士の〝わかりあえなさ〟と〝わかりあいたさ〟のせめぎ合いを鋭く描いた、高スペックな前田ワールド。それは笑いだけに留まらず、やがて果てしない宇宙的哲学にまで昇華し、これまで小説では読者を、演劇では観客を魅了し続けてきた。そして、今回、映画という空間的な広がりのある世界を手に入れた時、前田が描くのは、たった4名の男女が旅する物語。移動中に繰り広げられる会話劇は、これまでの前田ワールドの魅力が遺憾なく発揮されている。
一度、知ってしまうと、ハマらずにはいられない、この神的世界に心酔してしまうひとたちが、急増中だ!

前田司郎という才能のもとに集まった俳優陣にも注目が集まる。『かぞくのくに』(12年/ヤン・ヨンヒ監督)で第55回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞するなど、今、最も旬な映画俳優・井浦新。そしてここ数年、映画出演だけでなく、蜷川幸雄の舞台、レゲエDJとしての音楽活動など、新たなステージに挑戦をし続ける窪塚洋介。『ピンポン』(02年/曽利文彦監督)の時はまだ20代。その後も、プライベートでも親交が深かったふたりは「またいつか、どこかで一緒に共演したい」と話していたという。それぞれの道を歩み人間的にも厚みを帯びた30代となり、大人の成熟と俳優としての実力が加わったふたりの、息のあった絶妙な掛け合いは、本作の最大の見どころのひとつだ。

そして、そんなどこか夢見がちな男ふたりを、クールに、でも温かく受け止めるヒロインを市川実日子と倉科カナが好演し、前田ワールドを見事に体現、生き生きとした存在感を放つ。そのほか『横道世之介』の沖田修一監督や同作の主演・高良健吾も友情出演、前田の監督デビューに華を添えている。

また音楽は、惜しまれながら2011年に活動休止を発表、35年の活動に終止符を告げたムーンライダーズのメンバー・岡田徹が担当。初監督作にはムーンライダーズの楽曲を使いたいという前田監督の強い希望から、劇中でも“思い出の曲”としてムーンライダーズの音楽がBGMとして流れ、ドライブ中の4人の男女の心を、やさしく包み込む。
忘れられない青春の影とスキヤキ鍋をもって、彼らと一緒に、楽しくて、ちょっぴり切ない、特別(エクストリーム)な旅に出かけよう。

11月23日より、テアトル新宿ほか全国順次公開

『ジ、エクストリーム、スキヤキ』公式サイト http://ex-sukiyaki.com/

井浦 新 窪塚洋介 市川実日子 倉科カナ
黒田大輔 西田麻耶 内田 慈 安倍健太郎/高良健吾 (友情出演) 沖田修一 (友情出演)
原作・監督・脚本:前田司郎 
音楽:岡田 徹 エンディング・テーマ:「Cool Dynamo,Right on」ムーンライダーズ(moonriders records)

製作:重村博文 森山 敦 木幡久美 井上 潔  
プロデューサー:宮崎 大 山下義久 
アソシエイト・プロデューサー:田口智博 
撮影:平野晋吾 
照明:小川大介
音響:黄 永昌 
美術:平井淳郎
スタイリスト:伊賀大介 
ヘアメイクデザイン:勇見勝彦 
写真:黒田光一 
編集:佐藤 崇 
助監督:松尾大輔 
製作担当:岸根 明
製作:キングレコード スールキートス アグン・インク 
企画・製作プロダクション:アグン・インク 
配給:スールキートス 
宣伝協力:ブラウニー 

原作小説:「ジ、エクストリーム、スキヤキ」 (集英社刊) ※10月発売予定
オリジナル・サウンドトラック:「ジ、エクストリーム、スキヤキ」(ウルトラ・ヴァイヴ)
※11月6日(水)発売予定

(C)2013「ジ、エクストリーム、スキヤキ」製作委員会 
2013年/111分/ビスタサイズ/DCP