【2017年2月3日公開】『虐殺器官』

地獄は、この頭の中にある

夭折の作家、伊藤計劃氏(いとう けいかく/1974-2009)。僕達は、彼が計劃した世界を生きる。
制作スタジオの倒産、制作中止、公開延期の危機を乗り越え、新たに設立されたスタジオ「ジェノスタジオ」により再始動、ついに2017年2月3日公開―

[story]
テロの脅威にさらされ続けたアメリカは、その恐怖に対抗すべく徹底した情報管理システムを構築していた。一方、アメリカ以外の世界各地では紛争の激化が続いていた。世界の紛争地を飛び回る米軍特殊部隊クラヴィス・シェパード大尉に、謎のアメリカ人の追跡ミッションが下る。その男、「ジョン・ポール」は、紛争の予兆とともに現れ、その紛争が泥沼化するとともに忽然と姿を消してしまう。「虐殺の王」と呼ばれるジョンの目的は一体何なのか…。

[about movie]
2007年に刊行された「虐殺器官」は“ゼロ年代最高のフィクション”と称えられ、SF、アクション、ミステリといったジャンルで区分けすることはもはや無用だった。原作は『一人称で戦争を描く。主人公は成熟していない、成熟が不可能なテクノロジーがあるからである』というコンセプトで書き進められた。
「虐殺器官」の特徴であるリアルで戦列な戦闘シーンと、内省的で繊細な心理描写―この両面を描くことが出来る映像作家は限られている。監督・村瀬修功はその中でも間違いなくトップの一人だ。2015年秋に起こったスタジオmanglobeの倒産により、一時は制作中止の危機に陥ったが、新たに設置されたジェノスタジオにより再始動。「予測のできない事態だったが伊藤計劃さんが再びチャンスをくれたのかもしれない。」村瀬を中心に新たに始動した『虐殺器官』。その映像作品としての純度は必ずや、我々の期待を凌駕するだろう。
計劃〈Project〉は止まらない―。

2017年2月3日(金)より全国ロードショー

映画『虐殺器官』

原作:「虐殺器官」伊藤計劃(ハヤカワ文庫JA)

[staff]
監督:村瀬修功
キャラクター原案:redjuice
アニメーション制作:ジェノスタジオ
[cast]
クラヴィス・シェパード:中村悠一
ウィリアムズ:三上 哲
アレックス:梶 裕貴
リーランド:石川界人
ロックウェル:大塚明夫
ルツィア:小林沙苗
ジョン・ポール:櫻井孝宏

プロジェクト公式サイト:project-itoh.com 
「虐殺器官」公式サイト:http://project-itoh.com/#/geno/top/
©Project Itoh / GENOCIDAL ORGAN